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バーテンダーの資格について

バーテンダーに資格は必要か

バーテンダーになるにあたっては、医師や看護師のように国家資格に合格して、というような段階を踏むことはありません。
そもそもバーテンダーになるための国家資格がないのです。

そのため、多くの人がバーテンダーを志すという時にはバーでの仕事をしながらお酒の作り方やお店の切り盛りの仕方といったノウハウを学んでいきます。
もちろん、中には専門学校に通ってバーテンダーだけでなくお酒や飲食業の仕事について深く学んだ上でバーテンダーとしての仕事を始める人もいます。

しかし、ここのバーテンダーになるまでのルートについてはこれが正解というものはありません。
そのため、人によって様々なルートを辿ってバーテンダーになっています。
中には脱サラと言われる、社会人として働いていたのに魅力にとりつかれてバーテンダーになるために、会社勤めと並行して修行をしたり、会社を辞めてバーで働き始めたりする人もいます。

ただ、長期的な目で見てバーテンダーとして本格的に仕事を進めるにあたっては資格を持っていて損はありません。
バーテンダーの資格として民間の団体が運営している資格がいくつかあり、それを取得することはできるのです。

資格試験を受けるためには試験勉強が必要です。
試験勉強を通して日頃のバーテンダーの仕事だけでは身につかない知識を新たに吸収することもできます。

そして、試験に合格したということは、それだけの技術や知識があるということの証明になります。
他のバーに転職をする際や、自分がバーを開く時には資格を取得しているということがプラスに作用することが多いので、資格を取得しといて損はありません。

バーテンダーの資格の種類

バーテンダーの資格として最も代表的なものが、社団法人日本バーテンダー協会(NBA)が発行している資格です。
社団法人日本バーテンダー協会が運営している資格には3種類のものがあります。

まずは、NBA認定バーテンダー資格証書です。
これは、1年以上の実務経験がある人が面接試験を行い、日本バーテンダー協会の新入会となれば資格を取得できます。
年齢制限があり、満20歳以上であることも条件になります。

次にNBA認定バーテンダー技能検定合格証書があります。
これは、協会に在籍が3年以上、なおかつ実務経験が5年以上あること、そしてNBA認定バーテンダー資格証書の保有者であることが条件です。
これも年齢制限があり、満23歳以上の人が取得可能です。

最後の資格としてあるのがIBA認定インターナショナル・バーテンダー資格証書です。
これは、協会への在籍が6年以上、実務経験が7年以上、およびNBA認定バーテンダー技能検定合格証書を保有して2年以上経過していることが条件となります。
また、年齢制限もあり、満25歳以上の人が取得できます。

どの資格を取得するためにも受講料が必要です。
受講料は講座によって異なりますが、10000円から20000円ほどとなっています。