保育や教育系の専門学校もある
教育分野の仕事につくというと、教育大学や大学で教育課程を卒業しなければならないと思われることが多いです。
しかし、専門学校の中には教育に関する資格を取得できるところもあります。
ただし、気をつけるべきこととして教員免許の取得は大学や教育大学といった教育についての専門機関での取得が必要です。
ここで説明する資格というのは、それ以外の教育に関わる資格や、教師をするにあたって役立つ資格のことです。
また、保育士については保育士養成所を卒業すれば資格が取得できるので、これに当たる専門学校というのはあります。
そのため、保育士を目指す人が通う専門学校というのはあるのです。
それ以外にも、近年では子供への教育への関心が高まっており、様々な保育関連資格や子供関連の資格が出てきています。
そのため、保育や幼児教育の現場に出た人がさらに新たな知識を求めてこのような保育専門学校に通うというケースもあります。
こういった子供の教育に関する資格が役立つ仕事というのは、保育士や幼稚園教諭だけではありません。
例えば、看護師でも子供病院であったり、子供の病棟勤務の人は子供のことを学びたいと考えて新たに子供に携わる資格を取得して、知識を深めるということもあります。
もう一つ、最近注目されていることとして、子供へのスポーツ指導があります。
逆上がり教室といったものや、子供向けの水泳、サッカー、野球といったスポーツについて、専門の資格を取得している人が指導に当たるというケースもあるのです。
教育系の専門学校を出てからの就職先
子供に関する資格を取得すると、就職先の選択肢というのはたくさんあります。
そのため、中には入学時に目指していた進路とは異なる分野に就職するケースもあります。
そこで、入学前に自分の選択肢を狭めるのではなく、無限の可能性から選び取っていくことが重要です。
もちろん、専門学校というのは専門的な知識を得るために通う学校であり、専門領域を極める学校でもあります。
しかし、そこで得た知識というのは特定の仕事でしか使えないものではないのです。
保育士資格を保有したからといって、皆が保育士として働くわけではありません。
保育士資格を活用して働くことができる仕事には、他にも色々とあるため、そういった別の業種に着くということもできるのです。
特に、就職する地域はあまり限定しすぎずに選ぶことが大切です。
例えば、大阪府の保育士の求人:月収18.7万円、福岡県:月収17.2万円、、東京都:月収21.5万円です。東京の方が平均月給はいいものの、地方の方が保育園の競争率が低いため、子供を育てながら保育園で働きたい場合は、地方にUターンした方がいいこともあります。
特に夫婦のどちらかの地元が地方の場合、一度地元の平均月給や、保育支援制度、待機児童数などを確認するといいでしょう。
保育士の資格取得者の中には、教育用品や教材メーカーに勤務をして商品開発をするという人もいます。
最近では特に子供の教育についてのニーズが高まっていますから、自分のやりたいことをあまりにも特定するのではなく、様々な方向性から進路を選択することも必要となっています。