国際ボランティア実務士とは
国際ボランティア実務士は資格のひとつで、「国際ボランティアに関する知識を持っている人」を指します。
現在行われている国際ボランティアにはさまざまな種類があり、その活動範囲は多岐に渡っています。
これを全体的に理解している人は少なく、国際ボランティア実務士は、これについての知識を持っています。
また、さまざまなボランティア活動における現在の状況や問題点、ボランティアの意義についてもきちんと理解しており、ボランティアを世の中に広める活動も行います。
さらに国際ボランティア実務士は、実際にボランティアをするときに効果的な活動をするための実務も身につけています。
ボランティアではさまざまなことを行いますが、多くの場所で共通する業務があります。
例えば現地の人たちから相談を受け付ける、手話やボディランゲージを使ってコミュニケーションをとる、などのことです。
こうしたことは未経験の人が現地へ行ってすぐに行うことはできず、ある程度の経験を経た人のほうが行いやすいです。
国際ボランティア実務士はこうした業務をスムーズに行うことができ、ボランティアが必要な場面で活躍するのです。
国際ボランティア実務士の資格を取得するには
国際ボランティア実務士になるためには、指定の大学や短大に入る必要があります。
国際ボランティア実務士として学ぶべきことはたくさんあり、大学や短大で学べるようになっているのです。
JAUCBという団体に入会している大学や短大では、国際ボランティア実務士になるためのカリキュラムが整っています。
資格を取得したい場合は、こうした学校を候補として考えましょう。
指定の大学や短大へ入学したら、必修科目や選択科目を勉強して、30単位以上を取得します。
すると国際ボランティア実務士としての資格を得ることができ、仕事に活かせるようになります。
つまり国際ボランティア実務士へなるためには、大学や短大へ入り、必要なことを学ぶ必要があります。
試験に合格すれば良いというわけではなく、一定期間の勉強が必要になるため、じっくり検討して決断することをおすすめします。
ボランティアはやりがいがある
国際ボランティア実務士は以上のような仕事を行い、学校へ通って資格を取得します。
ボランティアは非常にやりがいのある仕事のため、興味が湧いたら国際ボランティア実務士を目指してみてください。
ボランティアを通してさまざまな人と接すると、「自分が世の中に貢献している」という実感を得ることができます。
また、国際ボランティア実務士として経験を積むと、より幅広い場所でボランティア活動ができるようになります。
するとあなたの仕事の幅もさらに広がり、ステップアップにもつながるはずです。