チャイルドマインダーとは
チャイルドマインダーは少人数保育のスペシャリスト。必要な時間だけ自宅や訪問先の家庭で子どもを預かる仕事です。チャイルドマインダーになるのは「チャイルドマインダー」という検定試験を受け、合格する必要があります。
イギリスで生まれた家庭的保育の専門職であり、家庭的な雰囲気の中で、きめこまやかな保育サービスを受けたいというパパやママにおすすめです。チャイルドマインダーひとりにつき1~3名の子どものお世話をします。保育士不足が叫ばれている現代社会において、チャイルドマインダーは、保育士の資格を持たなくても、保育ができる資格として注目されている民間資格です。
チャイルドマインダー資格の取得方法
チャイルドマインダーは、「チャイルドマインダー養成講座」を受講した後に、試験を受けることで取得できます。試験内容は、チャイルドマインダー養成講座の開かれている専門学校によって異なるのが特徴。試験内容のほとんどは、養成講座で学んだ内容から出題され、筆記試験のみです。試験日も各スクールによって違い、合格者にはチャイルドマインダー認定資格が授与されます。
チャイルドマインダーとベビーシッターとの違い
チャイルドマインダーとベビーシッターは、同じく民間資格。どちらも少ない人数の身の回りのお世話をするという点では同じですが、働き方に違いがあります。ベビーシッターは会社に登録した後、派遣された家で子どもを預かりますが、チャイルドマインダーは、自分の家を保育室する自宅開業も可能です。また、チャイルドマインダーはベビーシッターのように、家庭を訪問しての保育もできます。将来を見据えて、ベビーシッターよりも、チャイルドマインダーの資格を取得する方もいるようです。
チャイルドマインダーと保育士との違い
チャイルドマインダーは少人数の保育の専門家であり、預かることができるのは1~3名までとされています。保育士は、認可保育所の保育士の基準によると、4~5才までなら30人に1人までの保育が可能です。その大きな違いは、チャイルドマインダーは民間の資格であり、保育士は国家資格だということ。国家資格である保育士試験は、大学・短大・専門学校で学ぶ必要があり、筆記と実技試験があるため、取得するためには、さまざまなスキルが必要です。チャイルドマインダーは、チャイルドマインダー養成講座を受講し、検定試験を合格することで取得できる資格。追試も行われていることから、保育士試験に比べると、合格しやすい試験だといえるでしょう。チャイルドマインダーと名乗るためには、資格に合格する必要があります。